今からできる相続対策【第1回】
一口に相続対策といっても、①財産の減少 ②財産の評価額の減少 ③納税資金の準備 ④相続税額の減少 などがあります。
今回は一般的なものをご紹介させて頂きます。
1.財産の減少
①相続人に連年贈与(贈与税の基礎控除を利用して贈与)
②子に住宅取得等資金を贈与
③子や孫に教育資金を贈与
④子や孫に結婚・子育て資金を贈与
⑤孫に生前贈与
⑥配偶者に居住用資産を贈与(2,000万円まで無税)
⑦生命保険料を贈与(子に保険料相当額を贈与し、子が契約者となって生命保険に加入する)
⑧墓地の購入(相続税の非課税財産)
⑨自宅のリフォーム・建て替え(支払額と相続税評価額との差額分を圧縮)
2.財産の評価額の減少
①遊休地にアパートなどを建設(貸家建付地・貸家として評価額させる)
②土地の利用区分を変更(建物の一部を外部に貸付たり、土地の道路付けを変える)
③自宅のリフォーム・建て替え
3.納税資金の準備
①生命保険に加入(契約者を被相続人、保険金受取人を相続人とする保険)
②遊休地にアパートなどを建築(家賃収入により現金を確保)
③借地権と底地の交換(相続発生後に処分がしやすい土地とする)
4.相続税額の削減
①孫に生前贈与(相続を1回とばせる)
②生命保険に加入(保険金の非課税金額を利用)
③養子縁組
事前の準備がスムーズな相続につながります。是非一度ご相談ください。